テップ【TEPP】
《tetraethyl pyrophosphate》テップ剤。テトラエチルピロリン酸。稲の茎につくニカメイチュウ駆除に用いる有機リン剤。人畜に有害なので製造・使用が禁止された。
テップ‐ざい【テップ剤】
⇒テップ
哲婦(てっぷ)城(しろ)を傾(かたむ)く
《「詩経」大雅・瞻卬から》賢く才のある婦人は、いろいろと口出しをするので、国を衰えさせ、家を滅ぼすもとになる。
テップス【TEPS】
《traversed edges per second》スーパーコンピューターの処理能力の指標の一。大規模なグラフ処理の速度を測るもので、1秒間あたりにたどるグラフの枝(エッジ)の数で示される。
轍鮒(てっぷ)の急(きゅう)
さしせまった危機・困窮のたとえ。→轍鮒
てっ‐ぷん【鉄粉】
鉄の粉末。鉄のこな。
てっ‐ぺい【天辺】
《「てへん(天辺)」の音変化》「てっぺん」に同じ。「—より太腹まで節々込めてから竹わり」〈浄・女護島〉
てっ‐ぺい【撤兵】
[名](スル)軍隊を派遣先から引きあげること。「駐屯地から—する」⇔出兵(しゅっぺい)。
てっぺい‐せき【鉄平石】
板状節理がよく発達した、輝石安山岩の石材名。長野県諏訪市などから産出する。容易に薄板状になり、化粧石・敷石などにする。へげ石。ひら石。
てっ‐ぺき【鉄壁】
1 鉄を張った壁。また、非常に堅固な城壁。「金城—」 2 非常にかたい守り。「—の守備陣」