ぞっ‐こう【属絋】
《「絋」は新しい綿の意。昔、中国で、綿を鼻や口に当てて呼吸の有無を確かめたことから》人の死に際。臨終。しょっこう。
そっ‐ち【其方】
[代]《「そち」の促音添加》中称の指示代名詞。「そちら」よりもややくだけた感じの語。「いま—へ行くから待っててくれ」「悪いのは—だ」→そちら
そそのか・す【唆す/嗾す】
[動サ五(四)] 1 その気になるように仕向ける。特に、おだてて悪いほうへ誘い入れる。「悪事を—・す」 2 早くそうするように勧める。せきたてる。「とく参り給はむことを—・し聞こゆれど」〈源・桐壺〉
そ‐ち【措置】
[名](スル) 1 事態に応じて必要な手続きをとること。取り計らって始末をつけること。処置。「万全の—をとる」「適当に—する」 2 安んじていること。また、物事をそのままに打ち捨てておくこと。「...
ぞぞがみ‐た・つ【ぞぞ髪立つ】
[動タ四]ぞっとして身の毛がよだつ。総毛だつ。「紅花の舌をひらひらと蝕(は)み出すつらつき、さしもの幡楽—・ち」〈浄・島原蛙合戦〉 [動タ下二]恐ろしさに身の毛をよだたせる。「やれやれ怖(こ...
ソコトラ‐とう【ソコトラ島】
《Socotra》アラビア海にある島。イエメン共和国領。アラビア半島からはアデン湾を隔てて南約300キロメートル、東アフリカのアシール岬の東約240キロメートルに位置する。周囲の小島とあわせてソ...
ソシエテ‐しょとう【ソシエテ諸島】
《Îles de la Société》南太平洋、フランス領ポリネシア西部の島群。主島はタヒチ島のほか、モーレア島、テティアロア島などで構成され、火山島が多い。名は、英国ロイヤルソサエティー(王...
そしきはんざい‐しょばつほう【組織犯罪処罰法】
《「組織的な犯罪の処罰及び犯罪収益の規制等に関する法律」の略称》平成11年(1999)に成立した組織犯罪対策三法の一。組織的に行われた殺人や詐欺事件などの犯罪に対する処罰強化、犯罪収益のマネーロ...
せん‐てん【旋転】
[名](スル)《「せんでん」とも》くるくる回ること。また、回すこと。「嵐の音をたてて—する渦巻」〈中勘助・鳥の物語〉
せんぎょう‐のうか【専業農家】
世帯員に農業以外の仕事に従事する者がなく、農業収入だけで生計をたてている農家。→兼業農家