ここの‐かさね【九重ね】
《「九重(きゅうちょう)」を訓読みにした語》宮中。ここのえ。「—の中にては嵐の風も聞かざりき」〈古今・雑体〉
こころ‐おぼえ【心覚え】
1 心の中に覚えていること。「そのことについては全く—がない」 2 忘れないための控えやしるし。メモ。「—に赤丸をつける」
こくみん‐そうせいさん【国民総生産】
一定期間に国民経済が生産した財貨・サービスを市場価格で評価した価値額から、その生産に要した原材料など中間生産物の価値額を差し引いた総額。GNP(gross national product)。 ...
こころ‐ぐるし・い【心苦しい】
[形][文]こころぐる・し[シク] 1 心に痛みを感じるさま。つらく切ない。「彼の苦労を思うと私も—・い」 2 申し訳なく思うさま。気がとがめる。「こんなに親切にしていただいては—・い」 3 他...
こ‐こ【此処/此所/此/是/爰/茲】
[代]近称の指示代名詞。 1 話し手が現にいる場所をさす。「私の生家は—からそう遠くはない」 2 話し手や周囲の人が現に置かれている状況や程度、または局面をさす。「事—に至ってはもう手の打ちよう...
こくみん‐しゅくしゃ【国民宿舎】
自然公園等の優れた自然環境の中で、だれもが気軽に快適に利用できるように設置された宿泊休養施設。主に地方自治体が運営する公営の宿泊施設と、財団法人国立公園協会が指定した民営の宿泊施設がある。公営国...
ごさ‐なれ
[連語]《連語「ごさんなれ」の撥音の無表記》「ごさんなれ1」に同じ。「さては吉(よ)き隙(ひま)—」〈延慶本平家・六本〉
こく・する【克する/剋する】
[動サ変][文]こく・す[サ変] 1 五行の運行で、相克する。また、二つのものが対立して互いに争う。「両性の相(あい)—・するような家庭は」〈藤村・新生〉 2 負かす。しのぐ。「良人を—・する腕...
こくさい‐けいじさいばんしょ【国際刑事裁判所】
ジェノサイド(集団殺害犯罪)、人道に対する犯罪、戦争犯罪、侵略犯罪を犯した個人を訴追・処罰するための常設の国際裁判所。1998年に採択、2002年に発効した「国際刑事裁判所に関するローマ規程」に...
こく‐そく【觳觫】
[ト・タル][文][形動タリ]びくびくするさま。死を恐れるさま。「—たる畜類の歩みなどを見ては」〈露伴・連環記〉