はと‐の‐かい【鳩の戒】
《もと、門ごとに巡って熊野の本宮・新宮の事を語っては、鳩の飼料と称して人々から金銭をだまし取ったところから》口先で人をだまし、金銭などを詐取する者。鳩の飼い。「何をか申すことぞ。うさんなる—め」...
はな‐の‐ふぼ【花の父母】
《草木を潤し養うところから》雨や露のこと。「草木は雨露の恵み、養ひえては—たり」〈謡・熊野〉
はつ‐のり【初乗り】
[名](スル) 1 新年に初めて乗り物に乗ること。「乗馬クラブで—を楽しむ」 2 新しくできた乗り物などに初めて乗ること。「開通したばかりの路線に—する」 3 電車やタクシーなどの、運賃の最低単...
はな‐やか【花やか/華やか】
[形動][文][ナリ] 1 花が開いたように、明るく人目を引きつけるさま。「—な都会での生活」「—に着飾る」「—に笑う」 2 勢いなどが盛んなさま。「武士道—なりし時」 3 きわだってはっきりし...
ハッピー‐ホリデーズ【happy holidays】
[感]クリスマスから新年にかけて使われるあいさつの語。よい休暇を。 [補説]クリスマスはキリスト教の行事であり、他宗教の人々に対するあいさつとしては適当でないことから、多く「メリークリスマス」の...
はちろう‐がた【八郎潟】
秋田県北西部、男鹿(おが)半島の基部にある海跡湖。かつては日本第2の大湖であったが、昭和32年(1957)からの干拓により耕地化し、昭和39年(1964)大潟(おおがた)村がつくられ、面積の約...
はっ‐せい【発声】
[名](スル) 1 声を出すこと。声の出し方。また、その声。「大きく口を開けてはっきり—する」「—練習」 2 多数の人が唱和するとき、最初に声を出して音頭をとること。「町長の—で万歳を三唱する」...
はつ‐げん【発源】
[名](スル) 1 みなもとから川などが流れ出ること。また、そのみなもと。 2 物事の起こるもとをなすこと。また、そのもと。起源。「西洋文明の各国にては此権の—唯一所に非ず」〈福沢・文明論之概略〉
はつ‐たび【初旅】
1 はじめて旅をすること。「海外への—」 2 新年になってはじめて旅をすること。また、その旅。《季 新年》
はっ‐と【法度】
1 禁じられていること。してはならない事柄。「酒の席で仕事の話は御—だよ」 2 おきて。法。特に、中世・近世における法令。江戸幕府が制定した武家諸法度・禁中並公家諸法度など。