くろかみ【黒髪】
長唄・地歌の曲名。初世桜田治助作詞、初世杵屋佐吉(きねやさきち)(地歌としては湖出(こいで)市十郎)作曲。天明4年(1784)江戸中村座初演の歌舞伎狂言「大商蛭小島(おおあきないひるがこじま)...
クラドルビ‐ナト‐ラベム【Kladruby nad Labem】
チェコ北部の村。パルドゥビツェの西約20キロメートル、ラベ川(エルベ川)とストラショフスキー川の合流点に位置する。かつてハプスブルク家が儀式に用いた馬種クラドルバーの産地。2019年、「クラドル...
グライフスワルト【Greifswald】
ドイツ北東部、メクレンブルク‐フォアポンメルン州の都市。バルト海に注ぐリュック川の河口に位置し、港湾をもつ。かつてハンザ同盟の都市として栄えた。15世紀創設のグライフスワルト大学(旧称エルンスト...
君子(くんし)の九思(きゅうし)
《「論語」季氏から》君子として常に心掛けるべき九つのこと。見るときははっきり見る、聞くときはしっかりと聞く、顔つきはおだやかに、態度はうやうやしく、言葉は誠実で、仕事には慎重、疑問は質(ただ)し...
くみあわせさいてきか‐もんだい【組(み)合(わ)せ最適化問題】
コンピューターの計算理論における組み合わせ論的な最適化問題の総称。計算量が過度に増加する組み合わせ爆発を起こさぬよう、さまざまな計算手法が考案されている。また一部の問題については、現行の量子コン...
くみあいかんしょう‐けんこうほけん【組合管掌健康保険】
健康保険組合が運営する健康保険。事業主が単独または共同で組合を設立して、その従業員が被保険者となる。保険料率は、協会けんぽ(旧政府管掌健康保険)が定率であるのに対し、標準報酬月額と標準賞与額を算...
くもり【曇(り)】
1 雲で空が覆われている状態。気象用語としては雲量が9以上、視程1キロ以上で、降水や雷のない状態の天気をいう。 2 透明なものや光をよく反射するものなどが、曇ってぼんやりすること。また、その状態...
くや・む【悔(や)む】
[動マ五(四)] 1 失敗したことや、十分にできなかったことなどを、あとから残念に思う。後悔する。「若いころの不勉強が—・まれる」 2 人の死を惜しみ悲しむ。「親友の死を—・む」 [用法]くやむ...
くやし・い【悔しい/口惜しい】
[形][文]くや・し[シク] 1 物事が思うとおりにならなかったり、はずかしめを受けたりして、あきらめがつかず、腹立たしい気持ちだ。残念でたまらない。「負けて—・い思いをする」「—・かったら見返...
ぐん‐き【群起】
[名](スル) 1 多くの人々が一時に事を起こすこと。「武人地方に—し、封建の元素を形成するに及んで」〈田口・日本開化小史〉 2 多くの事物が一時にむらがり起こること。「傍徨擬疑の—する一事に至...