い‐たく【委託/委托】
[名](スル) 1 ゆだね任せること。人に頼んで代わりにやってもらうこと。「販売を業者に—する」 2 契約などの法律行為やその他の事務処理を他人に依頼すること。 3 客から取引所の取引員に注文を...
いちごん‐ほうおん【一言芳恩】
ひとこと声をかけてもらったことに恩を感じて、その人に従い仕えること。
一言(いちごん)もな・い
ひとことも弁解できない。弁明する余地がない。「何と非難されても—・い」
いちげん‐こじ【一言居士】
どんな事についても、なにか自分の意見を言わないと気のすまない人。いちごんこじ。
市(いち)に虎(とら)あり
《三人までが市に虎がいると言えば事実でなくても信じられるようになるという「戦国策」魏策の故事から》事実無根の風説も、言う人が多ければ、ついに信じられるようになることのたとえ。三人市虎(しこ)をなす。
一夫(いっぷ)関(かん)に当(あ)たれば万夫(ばんぷ)も開(ひら)くなし
一人が関所を守れば、万人の力をもってしても通れない。きわめて険しく、守りの堅い所をいう。
いで
[接助]活用語の未然形に付く。 1 打消しを表しながら下に続ける意を表す。…ないで。…ずに。「問ひも致さ—、不念(ぶねん)なことを致いた」〈虎明狂・末広がり〉 2 (「いでは」「いでも」の形で)...
いま‐ごろ【今頃】
1 だいたい今と同じ時期や時刻。今時分。「去年の—」 2 時間に遅れたとき、意外なときなどに、あきれた気持ちをこめて用いる語。今時分。今どき。「—行っても売り切れだよ」
いまさら‐め・く【今更めく】
[動カ五(四)] 1 今となってはもう遅すぎる気がする。「こんなことを言っても—・いて聞こえるでしょうが」 2 事新しい気がする。「海の眺望、二千里の外も残りなき心地する、—・きたり」〈増鏡・新島守〉
いま‐がた【今方】
たった今。ついさっき。今し方。「いつまでたっても、—引越して来たばかりだという体裁である」〈荷風・つゆのあとさき〉