てん‐ざ【典座】
⇒てんぞ(典座)
てん‐ざ【転座】
染色体異常の一。染色体の一部が切断され、他に付着するなどして位置を変えたもの。突然変異の原因となる。
てん‐ざい【点在】
[名](スル)あちこちに散らばって存在すること。散在。「山麓に人家が—する」
てんざん【天山】
「天山山脈」の略。
てん‐ざん【点竄】
1 文章の字句を直すこと。添削。 2 「点竄術」の略。
てんざん‐さんみゃく【天山山脈】
中央アジア、タリム盆地の北にそびえる山脈。標高4000メートル級の山が連なり、最高峰はポベーダ(7439メートル)。ティエンシャン山脈。
てんざん‐じゅつ【点竄術】
和算の一。江戸時代、関孝和(せきたかかず)が中国の天元術を改良して作り出した筆算式の代数術。点竄。
てんざん‐なんろ【天山南路】
天山山脈南麓のオアシスを結ぶ交易路。中国新疆(しんきょう)ウイグル自治区のハミからトルファン・庫車(クチャ)を経てカシュガルへ至る。また清代には、天山山脈以南の地域、特にタリム盆地をさした。→天山北路
てんざん‐ほくろ【天山北路】
天山山脈北麓のオアシスを結ぶ交易路。中国新疆(しんきょう)ウイグル自治区のハミからウルムチを経てイリ、またはタラスに至る。また清代には、天山山脈以北の地域、特にジュンガル盆地をさした。→天山南路
てんざんをこえて【天山を越えて】
胡桃沢耕史の冒険小説。昭和57年(1982)刊。翌年、第36回日本推理作家協会賞長編部門賞受賞。