てんてこ‐まい【天手古舞(い)】
[名](スル)《里神楽などの太鼓の音に合わせて舞う意から》あわててさわぐこと。忙しくてあわただしく立ち働くこと。「客が殺到して—する」 [補説]「天手古」は当て字。
てん‐てつ【点綴】
[名](スル)「てんてい(点綴)」に同じ。「まだらに白壁の—する素朴な田舎家の集団」〈谷崎・吉野葛〉
てんてつ‐き【転轍機】
鉄道で、車両を他の線路に移すために、線路の分かれ目に設けてある装置。転路機。ポイント。
てんてつ‐しゅ【転轍手】
転轍機を操作する係。転路手。ポイントマン。
てん‐てん
手ぬぐいをいう幼児語。
てん‐てん【天天】
1 頭をいう幼児語。 2 手で自分の頭を軽くたたく子供の遊び。おつむてんてん。
てん‐てん【点点】
[名](スル) 1 複数の点をいう語。「—を打つ」 2 点線。 3 あちこちに点在していること。「其間此処彼処に無数の山百合の—したるは」〈蘆花・自然と人生〉
[ト・タル][文][形動タリ]...
てん‐てん【展転/輾転】
[名](スル) 1 ころがること。回転すること。また、めぐること。「月と云者は…常に此地球の周囲を—と廻り歩く者にて」〈岡三慶・今昔較〉 2 寝返りを打つこと。「『ああ苦しい、苦しい…』と烈しく...
てん‐てん【転転】
[副](スル) 1 次々と移りかわるさま。「—と各地を巡業する」「由良はそうした小屋から小屋を—した」〈万太郎・春泥〉 2 ころがっていくさま。「ボールは外野を—とする」
てんてん‐はんそく【輾転反側】
[名](スル)悩みや心配のため眠れず、なんども寝返りを打つこと。「—して一夜を明かす」