ゆ‐とう【ゆ党】
《「ゆ」が五十音で「や(野)」と「よ(与)」の間にあるところから》野党として対立するわけでもなく、与党と連立を組むほどでもない、中途半端な政策方針を掲げる政党を揶揄(やゆ)した言葉。
其(そ)れにとりて
その場合でも。そのうちでも。「—、三つの石を捨てて十の石につくことは易(やす)し」〈徒然・一八八〉
金(かね)の鎖(くさり)も引(ひ)けば切(き)れる
1 意志の強い人でも誘惑に負けることがあるというたとえ。 2 努力すれば、何でもできないことはないというたとえ。
何(なん)としてでも
あらゆる手段を尽くしてでも。どんなことをしてでも。「—やりとげたい」
モダーブ‐じょう【モダーブ城】
《Château de Modave》ベルギー南東部、ナミュール州、ナミュールの近郊にある城。アルデンヌ地方の古城の中でも、特に観光客に人気が高い。13世紀の城塞を利用して、17世紀にマルシャン...
他山(たざん)の石(いし)以(もっ)て玉(たま)を攻(おさ)むべし
《「詩経」小雅・鶴鳴から》よその山から出た質の悪い石でも、自分の玉を磨くのに役立てることができる。転じて、他人の誤った言行でも、自分の修養の助けとなるということ。→他山の石[補説]
弘法(こうぼう)にも筆(ふで)の誤(あやま)り
弘法大師のような書の名人でも、書き損じることがある。その道に長じた人でも時には失敗をすることがあるというたとえ。猿も木から落ちる。
もち‐て【以て】
[連語]《動詞「も(持)つ」の連用形+接続助詞「て」。「をもちて」の形でも用いられる》道具・方法・材料などを表す。…でもって。「人見ずは我が袖—隠さむを焼けつつかあらむ着ずて来にけり」〈万・二六九〉
もち‐ごま【持(ち)駒】
1 将棋で、相手からとって自分の手もとに持ち、いつでも使用できる駒。手駒。 2 いつでも必要なときに使えるように用意してある人や物。「あのチームは—が足りない」
とび‐かえ・る【飛び返る】
[動ラ四] 1 飛んでもとの所にもどる。また、急いでもどる。「天(あま)飛ぶや鳥にもがもや都まで送り申して—・るもの」〈万・八七六〉 2 石などに当たってはねかえる。「重盛の射向の袖に、はたと当...