いせ‐へいじ【伊勢瓶子】
伊勢で産したとっくり。質が悪いので、酢瓶(すがめ)として用いたという。
いせわん‐たいふう【伊勢湾台風】
昭和34年(1959)9月26日、和歌山県潮岬(しおのみさき)付近に上陸、名古屋西方・富山湾を通り三陸沖へ抜けた台風。死者・行方不明者5101名という大被害をもたらし、特に伊勢湾沿岸の高潮による...
い‐ぜん【以前/已前】
1 その時よりも前。「一二時—に到着する」⇔以後。 2 今より前の時点。現在から見て近い過去。副詞的にも用いる。「—と違って今では」「—会ったことがある」 3 ある状態に達する前の段階。「結婚—...
いぜん‐けい【已然形】
文語の動詞・形容詞・形容動詞・助動詞の活用形の一。助詞「ば」「ど」「ども」などが付いて順接・逆接の確定条件を表す。また、係助詞「こそ」をうけて文を結ぶ。口語では、これに相当する活用形が仮定の意味...
いそうさ‐けんびきょう【位相差顕微鏡】
無色透明な物体の部分的な厚さや屈折率の大小によって透過光に生ずる位相差を、位相板というフィルターを使って明暗の差に変えて見えるようにした顕微鏡。生きたままの細胞が染色せずに観察できる。1935年...
居候(いそうろう)角(かく)な座敷(ざしき)を丸(まる)く掃(は)き
居候はとかく横着者であるということ。
急(いそ)がば回(まわ)れ
早く着こうと思うなら、危険な近道より遠くても安全確実な方法をとったほうが早く目的を達することができるというたとえ。
いそ‐の‐くちあけ【磯の口明け】
資源保護・環境保全のため、禁止していた海藻や貝類の採取を解禁すること。また、その最初の日。口開(あ)け。磯開き。 [補説]採取の禁止を「磯の口止め」という。
いそろくじょう【異素六帖】
洒落本。2巻。沢田東江著。宝暦7年(1757)刊。僧侶・歌学者・儒者の三人がより集まって遊里について論じるという筋。書名は中国の仏書「義楚六帖」をもじったもの。江戸洒落本の祖といわれる。
いぞく‐きそねんきん【遺族基礎年金】
一定の要件を満たす遺族に給付される国民年金。老齢基礎年金の受給者や受給資格のある人が死亡したときに、18歳未満の子をもつ妻や両親のいない18歳未満の子などに給付される。→公的年金 →遺族厚生年金...