とべ
[接尾]上代、人名に付けて敬称として用いる。男女ともに用いる。とめ。「名草—」〈神武紀〉
と‐べい【斗米】
1斗の米。わずかな米。また、わずかな給料。
と‐べい【渡米】
[名](スル)米国へ行くこと。「社用で—する」
とべい‐かんゆう【斗米官遊】
わずかな給料を得るため、故郷から離れた所に官吏として勤めること。
とべきりん【翔べ麒麟】
辻原登の歴史小説。阿倍仲麻呂を主人公とする。「読売新聞」に連載ののち、平成10年(1998)刊行。翌年、第50回読売文学賞受賞。
とべ‐どうぶつえん【とべ動物園】
愛媛県砥部(とべ)町にある動物園。昭和63年(1988)開園。園内は、地理学・分類学・行動学にもとづき10の区域に分けられている。愛媛県立とべ動物園。
とべ‐やき【砥部焼】
愛媛県伊予郡砥部町およびその付近から産する磁器。18世紀前半の開窯。初め日用陶器を焼いていたが、その後、改良を重ね、白磁や染め付け・色絵などを焼成。
とべら【海桐花】
トベラ科の常緑低木。本州以南の海岸に自生。葉は細長い倒卵形、革質でつやがある。雌雄異株。6月ごろ、香りのある花を密につけ、花の色は白から黄色に変わる。実は球形で、熟すと裂け、種子は赤褐色。枝や葉...
トベリ【Tver'/Тверь】
ロシア連邦西部、トベリ州の都市。同州の州都。1931年から1990年までの旧称カリーニン。首都モスクワの北西約170キロメートル、ボルガ川とベルツァ川の合流点に位置する。12世紀に建設され、13...
トベリ‐どおり【トベリ通り】
《Tverskaya ulitsa/Тверская улица》⇒トベルスカヤ通り