じょさい‐な・い【如才無い/如在無い】
[形][文]じょさいな・し[ク]気がきいていて、抜かりがない。「—・く受け答えをする」 [派生]じょさいなさ[名]
人後(じんご)に落(お)ち◦ない
他人に先を越されない。ひけをとらない。「正義感の強さでは—◦ない」 [補説]「人語に落ちない」と書くのは誤り。
じん‐ない【陣内】
1 陣地の中。「相手の—深く攻め入る」 2 陣屋の中。
水火(すいか)も辞(じ)さ◦ない
どんな苦痛や危険もいとわず、物事に力を尽くす。「—◦ない覚悟」
すぎ◦ない【過ぎない】
[連語]《動詞「す(過)ぎる」の未然形+打消しの助動詞「ない」》⇒過ぎる6
すくな・い【少ない/尠い/寡い】
[形][文]すくな・し[ク]数量・程度などが小さい。わずかしかない。「観客が—・い」「—・いチャンスをものにする」⇔多い。 [派生]すくなげ[形動]すくなさ[名]
すくなく◦ない【少なくない】
[連語]決して少ないわけではない。多い。「反対する人も—◦ない」
すけな・い【少ない】
[形]《近世後期以降の語》「すくない」の音変化。「向うは高が—・いから」〈円朝・怪談牡丹灯籠〉
すげ‐な・い【素気無い】
[形][文]すげな・し[ク]愛想がない。思いやりがない。そっけない。「—・く断られる」「—・い返事」 [派生]すげなさ[名]
すじ‐な・い【筋無い】
[形][文]すぢな・し[ク] 1 すじが通らない。道理に合わない。見当はずれだ。「一旦条約せし事を—・く破らんとする時は」〈染崎延房・近世紀聞〉 2 素性がよくない。由緒正しくない。「元来—・き...