みちゆき‐びと【道行き人】
道を行く人。旅をする人。「恋ひ死なば恋も死ねとや玉桙(たまほこ)の—の言も告げなく」〈万・二三七〇〉
み・ちる【満ちる/充ちる】
[動タ上一][文]み・つ[タ上二] 1 一定の枠、空間や限界を越えそうになるほどいっぱいになる。あふれる。「会場は熱気に—・ちている」「香りが部屋に—・ちる」「危険に—・ちた戦線」 2 ある感情...
道(みち)を得(う)る者(もの)は助(たす)け多(おお)く道(みち)を失(うしな)う者(もの)は助(たす)け寡(すくな)し
《「孟子」公孫丑下から》徳を体得した人は、自然に人民の協力も得られるが、道にそむいた人は援助協力も少なく、人心が離反する。
みっ‐さつ【密殺】
[名](スル)ひそかに殺すこと。特に、合法的でなく家畜を殺すこと。
みっしり
[副] 1 すきまなくいっぱい詰まっているさま。びっしり。「芝が—(と)生えそろう」 2 一つのことを十分に行うさま。みっちり。「何卒(どうぞ)—お𠮟言(こごと)を仰しゃって」〈魯庵・破垣〉
みっ‐せい【密生】
[名](スル)草木などがすきまなく生えること。「熱帯植物が—している」
み‐つ・ぐ【見継ぐ】
[動ガ四] 1 絶え間なく見つづける。見守る。「人さへや—・がずあらむ彦星の妻呼ぶ舟の近付き行くを」〈万・二〇七五〉 2 世話をする。「死に残りたらば、—・ぎ奉れ」〈曽我・二〉 3 助勢する。援...
みつ‐ご【密語】
[名](スル) 1 ひそかに話すこと。また、その話。ひそひそ話。「耳に附きて—せし事といえども、漏すことなく」〈中村訳・西国立志編〉 2 仏語。 ㋐仏が真実を裏に秘めて説いた言葉や教え。密言。 ...
みつ‐すい【蜜吸】
スズメ目ミツスイ科の鳥の総称。全長10〜45センチ。色彩はさまざまであるが、派手なものが少なくない。多くはくちばしが細長く、舌はブラシ状をし、花蜜を好む。約170種がオーストラリア・ニューギニア...
みつ‐の‐やま【三つの山】
「熊野三山」に同じ。「—の参詣、事ゆゑなくとげ給ひしかば」〈平家・一〇〉