とっかん‐さぎょう【突貫作業】
途中で休むことなく、一気に行われる作業。
とぼ‐とぼ
[副] 1 元気なく歩くさま。「人のあとに—(と)ついていく」 2 炎などの勢いがないさま。「あの—する蝋燭の火が」〈倉田・出家とその弟子〉
とほほ
[感]情けなく、みじめに感じている時などに発する語。「—、われながら恥ずかしい」
とぼ・ける【恍ける/惚ける】
[動カ下一][文]とぼ・く[カ下二] 1 聞かれたことに対して、わざと知らないふりをする。しらばくれる。「肝心の点になると—・ける」 2 どことなく間のぬけたこっけいな表情やしぐさをする。「—・...
とぼ‐つ・く
[動カ五(四)]まごまごする。勢いがなくなる。「すっかり—・いちまってるんじァないのかい」〈里見弴・多情仏心〉 「客も三日往かぬとはやりものに遅れ遊びが—・くなり」〈洒・浪花色八卦〉
途方(とほう)に暮(く)・れる
方法や手段が尽きて、どうしてよいかわからなくなる。「道に迷って—・れる」
とびいし‐さくせん【飛(び)石作戦】
目的地に直接向かうのではなく、その途中にある複数の地点を経由しながら目的地に到達すること。特に、第二次大戦で米軍が中部太平洋の島嶼を攻略しながら日本本土に迫った作戦をいう。
とび‐た・つ【飛(び)立つ】
[動タ五(四)] 1 空中に飛び上がる。飛んでそこを去る。「飛行機が—・つ」「巣から—・つ」 2 喜びや期待で心が落ち着かなくなる。「—・つ思い」
とぶらい【弔い】
「とむらい」に同じ。「間もなくこっそり—も済みたるに」〈蘆花・自然と人生〉
と‐ほう【途方/十方】
1 多くの方向。向かう方向。「—を失へる敵どもを」〈太平記・一〇〉 2 てだて。方法。手段。「年よって子を先だて、—があるまい」〈浄・丹波与作〉 3 すじみち。道理。「遠慮を忘れ—なくて、言ふま...