へん・する【貶する】
[動サ変][文]へん・す[サ変] 1 人を悪く言う。けなす。そしる。「宋史の伝はこれを—・するに過ぎている嫌がある」〈露伴・連環記〉 2 身分や地位などを落とし下げる。左遷する。「潮州に—・せら...
ベラドンナ【belladonna】
ナス科の多年草。花は暗紫色。全体にアルカロイドのヒヨスチアミンを含み有毒。葉と根を鎮痙(ちんけい)剤・鎮痛薬や散瞳剤に用いる。西アジア・ヨーロッパに分布。名はイタリア語で美女の意で、目をぱっちり...
ヘリウム【helium】
希ガス元素の一。無色・無臭の、水素に次いで軽い気体。沸点は低く、セ氏マイナス268.9度。化学的には不活性で、他の元素と化合物をつくらない。宇宙での存在は水素に次いで多く、大気中にわずかに含まれ...
ベリンダ【Belinda】
天王星の第14衛星。1986年にボイジャー2号の接近によって発見された。名の由来はポープの「髪盗人」の登場人物。天王星に10番目に近い軌道を公転する。非球形で平均直径は約80キロ。平均表面温度は...
ペロポネソス【Peloponnesos】
ギリシャ南部の半島。島状をなすが、コリント地峡により本土とつながる。前8〜前5世紀にスパルタなどの都市国家が栄え、東ローマ帝国時代にはモレアとよばれた。オリーブ油・柑橘(かんきつ)類などを産する。
ベンゼンスルホン‐さん【ベンゼンスルホン酸】
《benzenesulfonic acid》代表的なスルホン酸。ベンゼンを濃硫酸と熱して得られる無色の結晶。潮解性があり、水・エタノールに溶ける。アルカリと融解するとフェノールが得られる。芳香族...
ほうり‐だ・す【放り出す】
[動サ五(四)] 1 投げて外へ出す。勢いよく外へ出す。「窓からごみを—・す」「酔漢を店から—・す」 2 投げるようにして置く。無造作に手からはなす。「小銭を机の上に—・す」 3 途中でやめてし...
ぼうすい‐たい【紡錘体】
細胞の有糸分裂の中期から終期にかけて現れ、染色体の極への移動に関与する繊維性の構造。両極と赤道面に並ぶ染色体とを結ぶものと、両極間を結ぶものとからなり、紡錘形をなす。
ほうこう‐よげん【方向余弦】
解析幾何学で、直線の方向を示す数。直線が三次元の直交座標において各座標軸となす角の余弦(コサイン)のこと。
ほう‐へん【褒貶】
[名](スル)ほめることとけなすこと。事のよしあしを言うこと。「毀誉(きよ)—」「頻(しき)りに雷同して—すべし」〈逍遥・批評の標準〉