なな‐まがり【七曲(が)り】
道路や坂などが幾重にも折れ曲がっていること。また、その所。
ななます‐ほし【七座星】
北斗七星の異称。「わが恋は—に祈りみん」〈夫木・一九〉
な‐なむ
[連語]《完了の助動詞「ぬ」の未然形+終助詞「なむ」》…てしまってほしい。…てしまってくれ。「墨染めのくらまの山に入る人はたどるたどるも帰り来—」〈大和・一〇五〉
ななめ【斜め】
[名・形動]《「なのめ」の音変化》 1 垂直・水平面や正面に対し、方向がずれていること。また、そのさま。はす。はすかい。「少し—を向く」「帽子を—にかぶる」 2 日や月が中天を過ぎること。「日ざ...
ななめ‐がけ【斜め掛(け)】
一方の肩から他方の腰に斜めに掛けること。たすきがけ。「ショルダーバッグを—にする」
なな‐めぐり【七巡り】
1 七度めぐること。また、何度もめぐること。ななまわり。 2 四十九日(しじゅうくにち)。七七日(なななぬか)。
斜(なな)めならず
「なのめならず」に同じ。「其(その)声—不機嫌なり」〈紅葉・二人女房〉
ななめ‐よみ【斜め読み】
[名](スル)全体の流れをつかむために、細かい部分は所どころ飛ばして早く読むこと。「パソコンを使って新着ニュースを—する」
ななメートル‐スロー【七メートルスロー】
ハンドボールで、相手チームの悪質な反則により与えられる投球。ゴールから7メートルの地点に立ち、ゴールキーパーと一対一で行う。ペナルティースロー。
なな‐よ【七夜】
1 7日間の夜。七晩。また、数多くの夜。「月重ね我が思ふ妹(いも)に逢へる夜は今し—を継ぎこせぬかも」〈万・二〇五七〉 2 子どもが誕生してから7日目の夜の祝い。おしちや。「たけならぬ二葉の松の...