みお‐つ‐くし【澪標】
1 《「澪(みお)つ串(くし)」で、「つ」は助詞「の」の意》澪にくいを並べて立て、船が往来するときの目印にするもの。和歌では「身を尽くし」にかけて用いることが多い。みおぎ。みおぐい。みおじる...
マンモス【mammoth】
1 新生代第四紀の更新世後期に生息し、最終氷期に絶滅した象。ユーラシア大陸北部からアラスカ・カナダ東部にかけて化石が出土。インドゾウに近縁で、体高約3.5メートル、全身が30〜40センチの長い剛...
ミクロコスモス【(ハンガリー)Mikrokozmosz】
バルトークのピアノ曲集。全6巻、153曲からなる。1926年から1939年にかけて作曲。はじめは平易な曲が多く、巻が進むにしたがって難度が増す。
みかえり‐しきん【見返り資金】
第二次大戦後、米国の対日援助物資のドル価額に見合う円資金を特別に積み立て、通貨の安定と経済再建を主な目的として運用した財政資金。昭和24年(1949)から同28年にかけて、米国対日援助見返資金特...
まんようしゅうしちゅう【万葉集私注】
土屋文明による万葉集の注釈書。昭和24年(1949)から昭和31年(1956)にかけて全20巻を刊行。本作により、著者は昭和28年(1953)の第9回芸術院賞受賞。
マンフレッド【Manfred】
バイロンによる3幕の劇詩。1817年刊。1824年、コベントガーデンにて初演。ゲーテの「ファウスト」の影響が色濃くみられる。シューマン、チャイコフスキーがそれぞれ音楽化している。
シューマン...
まるば‐るこう【丸葉縷紅】
ヒルガオ科の蔓(つる)性の一年草。茎は左巻き。葉は心臓形で先がとがる。夏から秋にかけて、筒の長いらっぱ状の赤い花が咲く。北アメリカ原産で、日本には観賞用として導入され、各地で野生化。まるばるこうそう。
マレーポリネシア‐ごぞく【マレーポリネシア語族】
北は台湾・ハワイから南はニュージーランド、東はイースター島から西はマダガスカル島まで、インド洋から太平洋にかけて分布する語族。インドネシア・メラネシア・ポリネシアの三つの語派に分けられる。アウス...
マレー‐しじょうちゅう【マレー糸状虫】
東南アジアから西南アジアにかけて分布する糸状虫。主にヌマカ属の蚊を介して人に感染し、リンパ系フィラリア症を起こす。
マングース【mongoose】
ジャコウネコ科の哺乳類のうち、小形の一群の総称。アフリカ・インド・東南アジアに分布し、ネコイタチともいう。ふつうはインドマングースをさし、体長約45センチ、尾も同じくらい長く、灰褐色。インドから...