サムイル‐ようさい【サムイル要塞】
《Samoilova tvrdina》北マケドニア西部の都市オフリドにある要塞。第一次ブルガリア帝国の皇帝サムイルにより、10世紀末から11世紀初頭にかけて建造された。オフリド湖と旧市街を一望で...
さ‐みだれがみ【さ乱れ髪】
乱れ髪。和歌では多く「五月雨(さみだれ)」にかけて用いる。「つれづれと葦屋の海人の小櫛さす—や乾さで寝ぬらん」〈夫木・八〉
さや【紗綾】
平織り地に、稲妻・菱垣(ひしがき)・卍(まんじ)などの模様を斜文織りで表した光沢のある絹織物。中世末ごろから江戸初期にかけて多く用いられた。さあい。さあや。 [補説]語源は、ポルトガル語のsai...
サラバンのしょうがいとぼうけん【サラバンの生涯と冒険】
《原題、(フランス)Vie et aventures de Salavin》デュアメルの連作長編小説。1920年から1932年にかけて、「深夜の告白」「サラバンの日記」など全5巻を刊行。
サラズム【Sarazm/Саразм】
タジキスタン北西部にある遺跡。首都ドゥシャンベの北西約120キロメートルに位置する。紀元前4000年から紀元前3000年末にかけての、定住型農耕集落の発展過程が見られる。また、発見された装飾品や...
さらし‐くび【晒し首】
江戸時代、斬首(ざんしゅ)に処せられた者の首を獄門にかけて、世人に見せたこと。また、その首。
サザン‐アルプス【Southern Alps】
ニュージーランド南島の中央部から西部にかけて走る山脈。中央に主峰クック山が位置し、タスマン山、ハースト山などの標高3000メートルを超える高峰が連なる。タスマン氷河、マーチソン氷河、フォックス氷...
ざぐり‐いと【座繰り糸】
座繰りにかけて巻き取った生糸。ざぐり。→機械糸
さざえ‐の‐つぼやき【栄螺の壺焼(き)】
サザエを殻ごと火にかけて焼いた料理。また、身を殻から出して細かく刻み、ミツバ・セリなどといっしょに殻に入れ、醤油(しょうゆ)などで味つけして煮たもの。つぼやき。《季 春》
コンダオ‐しょとう【コンダオ諸島】
《Con Dao》ベトナム南部、南シナ海に浮かぶ諸島。旧称コンドル諸島。ホーチミンの南約230キロメートルに位置し、ブンタウ省に属す。主島のコンソン島をはじめ大小16の島々で構成され、コンダオ島...