て‐ば
[連語]《完了の助動詞「つ」の未然形+接続助詞「ば」》…たならば。「わが齢(よはひ)君が八千代にとりそへてとどめおき—思ひいでにせよ」〈古今・賀〉
で‐あれ
[連語] 1 …であっても。…であるにせよ。「それがなん—かまわない」 2 (「…であれ…であれ」の形で)事柄を列挙し、そのいずれにも判断や行為が影響されないことを表す。…であっても…であっても...
ディープ‐フェイク【deep fake】
人工知能など高度な合成技術を用いて作られる、本物と見分けがつかないような、にせものの動画。 [補説]政治家や著名人に虚偽の発言をさせるフェイクニュースや、他人の顔を合成したポルノ動画などに悪用す...
手(て)に乗(の)・る
1 策略におちいる。「まんまとこちらの—・る」 2 自分の自由になる。「この位にせにゃ、男は—・らぬわいな」〈伎・貞操花鳥羽恋塚〉
つくり‐ぶみ【作り文】
内容をいつわって書いたり、人の名をかたって書いたりしたような、にせの手紙。「ある日—して持たせやるに」〈浮・諸艶大鑑・五〉
つくり‐やまぶし【作り山伏】
山伏の姿をよそおった、にせの山伏。「判官殿十二人の—となって、奥へおん下りのよし」〈謡・安宅〉
ツングースカ‐だいばくはつ【ツングースカ大爆発】
1908年、ロシア帝国領のシベリア中央部、エニセイ川の支流ポドカメンナヤツングースカ川の上流部の上空で起こった大爆発。直径100メートル程度の彗星が落下し、大気中で爆発したものと考えられている。...
たゆ・い【弛い/懈い】
[形][文]たゆ・し[ク] 1 疲れて力が出ない。だるい。「腕の—・くなるのも苦にせず」〈佐藤春夫・晶子曼陀羅〉 2 気がきかない。心の働きが鈍い。「あやしく—・くおろかなる本性(ほんじゃう)に...
たま‐かつら【玉桂】
月の中にあるというカツラの木。また、月の異称。「のちつひにいかにせよとか—恋ひする宿に生ひまさるらむ」〈新撰万葉・恋〉
湯(とう)の盤銘(ばんめい)
《「礼記」大学から》殷(いん)の湯王が沐浴(もくよく)のたらいに刻んで座右の銘とした言葉。「苟(まこと)に日に新(あらた)にせば、日日に新に、また日に新なり」