荷(に)が下(お)・りる
責任や負担が除かれる。肩の荷が下りる。「子供が一人前になって—・りる」
にが‐かしゅう【苦何首烏】
ヤマノイモ科の蔓性(つるせい)の多年草。山裾や川岸に自生。カシュウイモに似るが、むかごや塊根に苦味があり、食用にしない。
荷(に)が勝(か)・つ
荷物が重すぎる。責任や負担が重すぎる。「経験の浅い彼には—・った仕事だ」
にが‐き【苦木】
ニガキ科の落葉小高木。山野に自生し、高さ約10メートル。葉は長卵形の小葉からなる羽状複葉。雌雄異株で、夏、黄緑色の小花が密につく。全体に苦味がある。健胃薬や駆虫薬に用いる。くぼく。
にが‐ぐち【苦口】
《「にがくち」とも》にがにがしい物の言い方。にくまれぐち。毒舌。「心に思はぬ—言ひしが」〈浮・禁短気・三〉
にが‐くりたけ【苦栗茸】
モエギタケ科の毒キノコ。春から秋にかけ、枯れた幹や倒木に群生。全体がクリタケに似るが、やや小さく、硫黄色を帯びる。
に‐がさ【荷嵩】
荷物がかさばること。また、荷物のかさ。
にが‐しお【苦塩】
「苦汁(にがり)」に同じ。
にが‐しお【苦潮】
赤潮(あかしお)のこと。《季 夏》
逃(に)がした魚(さかな)は大(おお)きい
手に入れそこなったものは、惜しさが加わって、実際より価値があるように思われるものである。釣り落とした魚は大きい。