きょうゆう‐ぶんかつ【共有分割】
遺産分割の方法の一。土地や家屋など分割しにくい遺産を、各相続人が相続分に応じて共同で所有すること。 [補説]相続財産をそのままの形で残せるが、管理や売却をめぐって争いが生じるおそれがある。
きゅうみん‐よきん【休眠預金】
長い間出し入れがなく、そのままになっている預金。
きょう‐げん【狂言】
1 日本の古典芸能の一。猿楽のこっけいな物真似(ものまね)の要素が洗練されて、室町時代に成立したせりふ劇。同じ猿楽から生まれた能に対する。江戸時代には大蔵・和泉(いずみ)・鷺(さぎ)の三流があっ...
きょうじんのおり【僑人の檻】
早乙女貢の長編小説。明治時代のマリアルーズ号事件を題材とする。昭和43年(1968)刊行。同年、第60回直木賞受賞。
きょうげん‐づくし【狂言尽(く)し】
1 能と交互に上演するのでなく、狂言だけを何番か上演すること。またその会。 2 歌舞伎のこと。「物真似(ものまね)狂言尽くし」を略して称したもの。
きょうせい‐はっこう【強制発光】
カメラのフラッシュのモードの一。撮影環境の明暗にかかわらず、強制的にフラッシュを発光させること。逆光下で、そのままでは暗く写ってしまう被写体に適切な光を当てたり、デイライトシンクロ撮影をしたりす...
きょうとふりつ‐しょくぶつえん【京都府立植物園】
京都市左京区にある植物園。大正13年(1924)「大典記念京都植物園」として開園。第二次大戦後は連合国軍に一時接収され、昭和36年(1961)より再び公開。温室や洋風庭園、自然林をそのまま生かし...
筐底(きょうてい)に秘(ひ)・する
人目にふれないように、箱の底深くしまっておく。「原稿を未発表のまま—・する」
きょう‐だん【杏壇】
《「荘子」漁父から》学問を教える所。学問所。孔子が学問を講じた壇のまわりに杏(あんず)の木があったところからいう。
からくり‐にんぎょう【絡繰り人形】
1 糸やぜんまい・水力などの仕掛けで動く人形。人形浄瑠璃や歌舞伎の演出に影響を与え、また、祭礼の山車(だし)の人形にも使われた。 2 人の意のままに動く人。あやつり人形。傀儡(かいらい)。