はさみ【挟み/挿み】
物をはさむこと。また、はさむもの。「紙—」「洗濯—」「ひと—のみてぐらに」〈かげろふ・上〉
はさみ【鋏/剪刀】
《「挟み」と同語源》 1 物を2枚の刃で挟んで切る道具。「裁ち—」「花—」 2 (鋏)切符などに穴をあけたり切り込みを入れたりする道具。パンチ。 3 (「螯」 「鉗」とも書く)カニ・エビなどの節...
はざみ
[接尾]《「はさみ」とも》日数や数量を示す語に付いて、間隔を一定しておくことを表す。置き。はざめ。「一日—にあひぬ」〈浮・一代男・六〉
はさみ‐いた【挟み板】
1 物を挟む板。 2 門の袖に取り付けた板。
はさみ‐い・れる【挟み入れる】
[動ラ下一][文]はさみい・る[ラ下二] 1 物と物との間に入れる。挟み込む。「広告のちらしを新聞に—・れる」 2 挟んで他に移し入れる。「火箸(ひばし)で炭を—・れる」
はさみ‐うち【挟み撃ち】
[名](スル)両側から挟むようにして攻撃すること。挟撃(きょうげき)。「敵を谷で—する」
はさみ‐う・つ【挟み撃つ】
[動タ五(四)]敵を二つの側から間に挟んで攻め撃つ。挟撃(きょうげき)する。「敵勢を東西から—・つ」
はさみ‐おび【挟み帯】
「挟み結び」に同じ。
はさみ‐かせ【挟み械】
掘っ立て柱が傾いたり沈んだりするのを防ぐため、根もとに渡す横材。根械(ねかせ)。
はさみ‐がみ【挟み紙】
1 書物などの必要な箇所に、注意のために挟む紙片。しおり。 2 重ねた品物を保護する目的で間に挟み込む紙。