はじとみ‐ぐるま【半蔀車】
網代車(あじろぐるま)の一。物見窓を半蔀としてあるもの。摂政・関白・大臣・大将の乗用とし、時には上皇や高僧・上﨟(じょうろう)女房も使用した。
恥(はじ)無(な)・し
1 人に劣らない。見劣りしない。「—・きほどの女房十人」〈栄花・見果てぬ夢〉 2 人前で恥ずかしがらない。厚顔である。あつかましい。「うち合はずかたくなしき姿などをも—・く」〈源・少女〉
はじ‐におい【黄櫨匂/櫨匂】
鎧(よろい)の威(おどし)の一。黄櫨色を下にいくにつれて薄くぼかしたもの。
恥(はじ)の上塗(うわぬ)り
恥をかいたうえに、また恥をかくこと。恥の恥。
はじ‐の‐き【黄櫨】
⇒はぜのき
恥(はじ)の恥(はじ)
「恥の上塗(うわぬ)り」に同じ。
はじ‐べ【土師部】
古代の部曲(かきべ)の一。土器や埴輪(はにわ)を作り、葬儀の仕事にも従事した。はにしべ。
はじまら◦ない【始まらない】
[連語]《動詞「はじ(始)まる」の未然形+打消しの助動詞「ない」》⇒始まる5
はじまり【始まり/初まり】
1 はじまること。また、はじまった時期。「授業の—を知らせるベル」「事件の—は一年前だ」 2 物事の起こり。起源。「近代医学の—」
はじま・る【始まる】
[動ラ五(四)] 1 物事が行っていない状態から行う状態になる。行われだす。「勤めは朝九時に—・る」「工事が—・る」⇔終わる。 2 新しく起こる。新たに発生する。「戦争が—・る」 3 起因する。...