めっ‐ぽう【滅法】
[名]仏語。 1 因縁によって生じたのではないもの。無為法。 2 涅槃(ねはん)のこと。 [形動][文][ナリ]道理にはずれるさま。常識を超えているさま。「是豈—なる間違いにあらずや」〈逍遥...
もう‐れつ【猛烈】
[形動][文][ナリ]勢いが強くはげしいさま。程度がはなはだしいさま。「—な寒波」「—に勉強する」 [派生]もうれつさ[名]
もう‐に【猛に】
[副]《形容動詞「猛(もう)」の連用形から》程度のはなはだしいさま。たいそう。ひどく。「—毛が生えておせらしや」〈仮・東海道名所記・三〉
はな‐かめむし【花椿象/花亀虫】
半翅(はんし)目ハナカメムシ科の昆虫の総称。体は細長く、複眼が前方に突出し、翅(はね)はよく発達。草の上や樹皮下などにすみ、ハダニなどを捕るので有益なものも多い。
はつ‐もみじ【初紅葉】
1 その秋、初めて色づいた紅葉。《季 秋》「—はだへきよらに人病めり/草城」 2 襲(かさね)の色目の名。表は萌葱(もえぎ)、裏は薄萌葱。
そ‐いつ【其奴】
[代]《「そやつ」の音変化》 1 三人称の人代名詞。相手に近い人、または話題の人をぞんざいにいう語。「—はだれだ」 2 中称の指示代名詞。相手に近いもの、または話題のものをぞんざいにいう語。「—...
だに【壁蝨/蜱/蟎】
《古くは「たに」とも》 1 ダニ目の節足動物の総称。体は頭・胸・腹の区別がない楕円形で、ふつう歩脚は四対。種類が多く、人畜について血を吸うイエダニ・ツツガムシなどのほか、食料品につくコナダニ・ホ...
ダビデ‐の‐いど【ダビデの井戸】
《David's Wells》パレスチナ地方の都市ベツレヘムにある、古代イスラエル統一王国のダビデ王ゆかりの井戸。名称はダビデ王の下にペリシテ軍を倒した王の兵士が、この井戸より水を運んだという旧...
ダヌムバレー‐しぜんほごく【ダヌムバレー自然保護区】
《Danum Valley Conservation Area》マレーシア、ボルネオ島北東部、サバ州にある自然保護区域。ダヌム山の麓、フタバガキを主体する熱帯雨林が広がり、ダヌム川とスガマ川が流...
ダビデ‐の‐とう【ダビデの塔】
《Tower of David》パレスチナ地方の古都エルサレムの旧市街(東エルサレム)にある要塞。西側に位置し、ヤッファ門に近い。紀元前1世紀にヘロデ王が築いた要塞に起源し、その後も十字軍やオス...