じょ‐の‐くち【序の口】
1 物事の始まったばかりのところ。「暑さはほんの—だ」 2 相撲で、いちばん下に記される地位。序二段の下。
しょ‐ち【書痴】
1 読書ばかりしていて、世の中のことにうとい人。 2 書物の収集に熱中している人。ビブリオマニア。
すが‐むしろ【菅筵】
スゲで編んだむしろ。すがたたみ。「心を友と—の、思ひをのぶるばかりなり」〈謡・高砂〉
ずくめ【尽くめ】
[接尾]名詞およびそれに準じる語句に付いて、そればかりであるということを表す。「黒—の服装」「いいこと—」
せた‐の‐ながはし【瀬田の長橋】
「瀬田の唐橋(からはし)」の異称。「槙のいたも苔むすばかりなりにけり幾世へぬらむ—」〈新古今・雑中〉
せい‐じ【生児】
生まれた子。生まれたばかりの子。
せいしん‐すいじゃく【精神衰弱】
フランスの精神医学者ピエール=ジャネの用語。不安症状・強迫症状を示す、体質性の神経衰弱をいう。青年期に多くみられ、有効・適切な行動がとれず、なにをしても完全であるという感じがなく、内省ばかりして...
せい【精】
[名・形動] 1 心身の力。元気。精力。「—のつく食べ物」「こう矢鱈に松ばかり並んで居ては歩く—がない」〈漱石・坑夫〉 2 人間以外のものに潜んでいるといわれる魂・霊魂。精霊。「森の—」 3 細...
せか‐せか
[副](スル) 1 動作や言葉などがせわしくて落ち着きのないさま。「—(と)動き回る」「気ばかり—する」 2 せせこましいさま。こせこせ。「—と置かうより一度にどうど置かう」〈虎明狂・蚊相撲〉
すん‐ぜん【寸善】
わずかばかりの善事。