エクスタシー【ecstasy】
1 快感が最高潮に達して無我夢中の状態になること。恍惚(こうこつ)。忘我。 2 宗教的儀礼などの際に体験される神秘的な心境。しばしば幻想・予言、仮死状態などを伴う。脱魂。 3 俗に、錠剤型の麻薬...
エーがた‐かんえん【A型肝炎】
ウイルス性肝炎の一。A型肝炎ウイルス(HAV)が経口感染し、発熱・倦怠感・吐き気・下痢などが起こり、やがて黄疸(おうだん)が現れる。感染力が強く、しばしば流行的に発生。感染症法の4類感染症に指定...
えきし【繹史】
中国の史書。清の歴史学者馬驌(ばしゅく)撰。全160巻。上代から秦末期までの歴史資料を収集整理し、紀事本末体に配列したもの。
エウフラシウス‐せいどう【エウフラシウス聖堂】
《Euphrasian Basilica》クロアチア西部の町ポレッチにある聖堂。6世紀中頃に司教エウフラシウスによって建てられたもので、三つのアプス(後陣)を備える三廊バシリカ式。初期キリスト教...
えい【衛】
中国、春秋時代の列国の一。周の武王の弟康叔(こうしゅく)を祖とする。現在の河北省南西部から河南省北部にわたる地域を領し、殷(いん)の旧都朝歌に都したが列国の圧迫でしばしば遷都。前209年、秦(し...
エイトフ‐ずほう【エイトフ図法】
1889年、ロシアのエイトフ(D.Aitoff)が考案した図法。正距方位図法の半球図を、横方向に2倍に引き伸ばしてできる楕円に、全地球を表すもの。ハンメル図法と似るが、正積ではないので実用価値は劣る。
いっ‐ちゃくしゅ【一搩手】
仏像などに用いる尺度の単位。親指と中指とを伸ばした長さ。いったくしゅ。
いち‐はつ【一八/鳶尾】
アヤメ科の多年草。高さ30〜50センチ。葉は剣状。初夏、葉の間から花茎を伸ばし、紫または白の花を開く。火災を防ぐという俗信があって、わら屋根の上に植えることがある。中国の原産。こやすぐさ。《季 ...
おいわけ‐ぶし【追分節】
民謡の一。中山道と北国街道の分岐点であった信州追分の宿(長野県軽井沢町)の飯盛り女たちが、碓水(うすい)峠を往来する馬子(まご)のうたう馬子唄に三味線の手をつけたものが馬方三下がりまたは追分節(...
アナモルフォーシス【anamorphosis】
美術で、歪像(わいぞう)、または歪像を表現するための描法。対象の高さ・幅などの割合を異常に引き伸ばした像や、凸面鏡・凹面鏡に映った像のようにゆがめられた映像で表現する。アナモルフォーズ。