はん【判】
1 文書などに押して、しるしとするもの。印判。印形(いんぎょう)。はんこ。また、そのしるし。「書類に—をもらう」 2 書き判。花押(かおう)。 3 《「ばん」とも》紙や本などの大きさの規格を示す...
はん【版】
[名] 1 印刷で、インキを紙面に移す仲立ちとなるもの。印刷版や版木(はんぎ)。版式により、凸版・凹版・平版、また木版・活版などがある。 2 印刷版や版木を用いて印刷すること。また、出版するこ...
ばん【万】
[副](多く下に打消しの語を伴う) 1 じゅうぶんに。完全に。「—遺憾なきよう期すべし」 2 どうしても。なんとしても。万一。「—やむを得ない理由が生じた時は」
ばん【万】
⇒まん
ばん【伴】
姓氏の一。 [補説]「伴」姓の人物伴蒿蹊(ばんこうけい)伴信友(ばんのぶとも)
ばん【伴/判/板/絆/蕃】
〈伴〉⇒はん 〈判〉⇒はん 〈板〉⇒はん 〈絆〉⇒はん 〈蕃〉⇒はん
ばん【幡】
《(梵)patākāの訳》仏・菩薩(ぼさつ)の威徳を示すための仏具で、法要や説法のとき、寺院の境内や堂内に立てる飾り布。三角形の首部の下に方形の身をつけ、その下に数本の脚を垂らしたもの。はた。
ばん【挽】
[人名用漢字] [音]バン(漢) [訓]ひく 1 引っぱる。力を入れて引く。「挽回/推挽」 2 ひつぎの車をひく。死者をとむらう。「挽歌・挽詩」 [補説]「輓」と通用する。
ばん【晩】
1 夕暮れ。夕方。「朝から—まで」 2 夜。「あすの—は会議で遅くなる」 3 晩飯。「—のおかずを買って帰る」 [補説]作品名別項。→晩
ばん【晩】
《原題、(イタリア)Notte》イタリアの詩人、パリーニの詩。4部作「一日」の最終作。未完。著者没後の1801年、第3作「夕」とともに刊行。