パナマ‐ビエホ【Panamá Viejo】
パナマの首都パナマの郊外にある遺跡。1519年にスペインが建設した太平洋岸で最初の植民都市があったが、英国の海賊ヘンリー=モーガンに破壊され、廃墟となった。現在は教会や住居の遺構の一部が見られる...
パナマ‐びょう【パナマ病】
1950年代に南米パナマで確認され、世界中に広まったバナナの病気。つる割れ病の一種。フザリウム属の真菌が根から侵入し、導管を通って広がる。感染した株は維管束が破壊され、立ち枯れを起こす。当時、バ...
パナマ‐ぶんしょ【パナマ文書】
オフショア金融センターでの会社設立支援などを行うパナマの法律事務所から流出した内部文書。1150万件以上におよぶ膨大な顧客情報で、2016年に国際調査報道ジャーナリスト連合(ICIJ)によって一...
パナマ‐ぼう【パナマ帽】
中南米に産するパナマソウの若葉を細く裂いて白くさらし、それを編んだ夏の日よけ帽。《季 夏》
パナレア‐とう【パナレア島】
《Panarea》イタリア南部、シチリア島の北、ティレニア海に浮かぶエオリア諸島の島。同諸島中最も小さく、八つの小島が点在する。別荘が多く、高級リゾート地として知られる。ミラッツェーゼ岬には青銅...
パニエ【(フランス)panier】
1 ヨーロッパで18世紀に流行した、スカートをふくらませるための腰枠入りのペチコート。 2 卓上で、ワインボトルを寝かせた状態で入れておくかご。
パニク・る
[動ラ五]《「パニック」の動詞化》慌てふためく。恐慌状態に陥る。「—・って返事ができなかった」
パニック【panic】
1 ⇒恐慌(きょうこう)2 2 災害など、思いがけない事態に直面した際に群衆が引き起こす混乱状態。「事故直後、乗客が—におちいる」 [補説]書名別項。→パニック
パニック
開高健の小説。昭和32年(1957)「新日本文学」誌に発表。異常繁殖したネズミの駆除をめぐるSF的な純文学作品で、平野謙から絶賛された。
パニック‐オープン
《(和)panic+open》火災や地震などの非常事態発生時に、扉の電気錠を自動的に解除したり、自動ドアを開放したりするシステム。避難経路となる箇所に設置される。非常時解錠システム。→パニッククローズ