あな‐しり【穴知り】
他の人が知らない事情に通じていること。また、それをひけらかす人。→穴6
ペダント【pedant】
学問や知識をひけらかす人。学者ぶる人。衒学(げんがく)者。
上手(じょうず)の猫(ねこ)が爪(つめ)を隠(かく)す
本当に能力のある者は、それをひけらかすようなことはしないたとえ。能ある鷹(たか)は爪を隠す。
げんがく‐てき【衒学的】
[形動]学問・知識をひけらかすさま。ペダンチック。「—な論文」
さか・す【栄す】
[動サ四] 1 興を催す。そそる。「海のつらにも、山がくれにも、時々につけて、興—・すべき渚の苫屋(とまや)」〈源・明石〉 2 ひけらかす。「さる所にて才(ざえ)—・しいで侍らむよ」〈紫式部日記〉
げん‐がく【衒学】
《pedantry》学問や知識をひけらかすこと。ペダントリー。
大知(たいち)は愚(ぐ)の如(ごと)し
《蘇軾「賀歌欧陽少司致仕啓」から》真の知者は、知識や知恵をむやみにひけらかすようなことはしないので、一見愚者のようにみえる。大賢(たいけん)は愚なるがごとし。
げん【衒】
[音]ゲン(呉) [訓]てらう 見せびらかす。ひけらかす。てらう。「衒学・衒気」 [難読]女衒(ぜげん)
だいじん‐かぜ【大尽風】
大尽ぶること。金持ちであるのをひけらかすこと。「札びら切って、—を吹かしているお爺さんが」〈秋声・あらくれ〉
だて【伊達】
[名・形動] 1 意気や侠気(きょうき)をひけらかすこと。また、そのさま。「—な若い衆」「男—」 2 人目を引くはでな服装や振る舞いをすること。見えを張ること。また、そのさま。「—や酔狂ではない...