ひぞく‐しん【卑属親】
親族のうち、卑属の関係にある者。⇔尊属親。
ひぞっ‐こ【秘蔵っ子】
非常に大切にかわいがっている子。また、大切にして目をかけている弟子や部下。ひぞうっこ。「教授の—」
ひ‐ぞめ【緋染(め)】
緋色に染めること。また、そのもの。「—の縮緬(ちりめん)」
ひ‐ぞり【干反り/乾反り】
1 乾いて、そりかえること。また、そのもの。「—のした蓋」〈二葉亭訳・めぐりあひ〉 2 すねて腹を立てること。すねて無理を言うこと。「我らは物いはず少し—姿に」〈浮・禁短気・一〉
ひぞり‐ごと【干反り言】
無理を言いかけること。また、その言葉。「無言の冷眼と嫉妬の—とは」〈露伴・連環記〉
ひぞり‐だいじん【干反り大尽】
わがままでやぼな金持ちの遊客。「—、粋な客、夜ごと日ごとに大騒ぎ」〈浄・本朝三国志〉
ひ‐ぞ・る【干反る/乾反る】
[動ラ五(四)] 1 乾いて、そりかえる。「障子が—・って開閉に困難するような」〈二葉亭・平凡〉 2 すねて腹を立てる。ひねくれる。「其様に何時までも—・らいで有体(ありてい)に話して呉りゃれ」...