ひた【引板】
《「ひきいた」の音変化》「鳴子(なるこ)」に同じ。《季 秋》「わが門のむろのはや早稲かり上げておくてにのこる—の音かな」〈宇治百首〉
ひた【日田】
大分県西部、筑後川上流域にある市。もと城下町。日田杉を産し木工業が盛ん。広瀬淡窓の私塾咸宜園(かんぎえん)跡がある。平成17年(2005)3月に日田郡5町村を編入。人口7.1万(2010)。
ひた【直】
[語素] 1 ㋐動詞や動詞の連用形名詞の上に付いて、いちずに、ひたすら、の意を表す。「—走る」「—隠し」 ㋑同じ動詞を重ねた句の、上の動詞の上に付き、「ひた…に…する」の形で、もっぱらその行為を...
ひた‐あお【直青】
[名・形動ナリ]一面に青いこと。真っ青なこと。また、そのさま。「随身も皆—なる装束をして」〈今昔・二八・二一〉
ひた‐あやまり【直謝り】
ひたすらに罪をわびること。ひらあやまり。「—に謝る」
ひたい【額】
1 顔の上部の、髪の生えぎわと眉(まゆ)との間の部分。おでこ。 2 冠・烏帽子(えぼし)などの前額に当たる部分。厚額(あつびたい)・薄額(うすびたい)・透き額などがある。 3 (「蔽髪」と書く)...
ひ‐たい【避退】
[名](スル)危険をさけて、その場を離れること。退避。
ひたい‐あて【額当て】
1 冠の額に当てて巾子(こじ)の後部で結ぶひも。抹額(まっこう)。 2 「額金(ひたいがね)」に同じ。
ひたい‐えぼし【額烏帽子】
1 烏帽子の代用として、三角形の黒い絹や紙の底辺にひもをつけて額に当て後頭部で結んだもの。主に子供がつけた。 2 葬式のときに、近親者または死者が額に当てる三角形の白紙。
ひたい‐がね【額金】
武者が、軍用の鉢巻の額の部分に入れた薄い銅や鉄の薄板。額当て。