ひんがし【東】
《「ひむかし」の音変化。「日向かし」の意》「ひがし(東)1」に同じ。「—の野に炎(かぎろひ)の立つ見えてかへり見すれば月かたぶきぬ」〈万・四八〉
ひんがし‐おもて【東面】
東に向いた方。東側。また、東側の部屋。ひがしおもて。「御帳の—の御座(おまし)の端に据ゑつ」〈源・若菜下〉
ひんがし‐の‐たい【東の対】
⇒ひがしのたい
ひんがら‐め【瞟眼】
《「ひがらめ」の音変化》やぶにらみ。斜視。ひがめ。
ひん‐がん【玢岩】
半深成岩の一。完晶質で斑状組織をもつ細粒の岩石。安山岩とほぼ同じ組成であるが、石基は安山岩よりやや粗粒。
ひん‐きゃく【賓客】
客人。また、大切な客人。ひんかく。「—としてもてなす」
ひん‐きゅう【貧窮】
[名](スル)貧しくて生活に苦しむこと。「職を失って—する」
ひん‐きゅう【殯宮】
天皇・皇族の棺を埋葬の時まで安置しておく仮の御殿。もがりのみや。
ひんきゅうもんどうか【貧窮問答歌】
万葉集巻5にある山上憶良の長歌。貧しい生活の苦しさを問答の形式で歌った長歌および反歌1首。
ひん‐ぎ【稟議】
⇒りんぎ(稟議)