びらり
[副]布などが垂れてなびきひるがえるさま。「緋縮緬の蹴出し—」〈露伴・毒朱唇〉
ビラリカ‐こ【ビラリカ湖】
《Lago Villarrica》⇒ビジャリカ湖
ビラリカ‐さん【ビラリカ山】
《Volcán Villarrica》⇒ビジャリカ山
ビラリ‐げんしょう【ビラリ現象】
⇒ビラリ効果
ビラリ‐こうか【ビラリ効果】
磁性体に圧力を加えて歪ませると、その磁化の強さが変化する現象。応力センサーなどに利用される。ビラリ現象。→磁歪
びらり‐しゃらり
[副] 1 あちこち動いて所の定まらないさま。「同じ所を四、五へんも—と連れてまはりけれども」〈浮・一代女・四〉 2 なまめいて色っぽいさま。びらしゃら。「—の町風も、帽子にもるる衣の香の」〈浄...
びらり‐ぼうし【びらり帽子】
江戸時代、女性用のかぶり物の一。紫縮緬(むらさきちりめん)で額をおおい、左右に垂らしたもの。垂れた部分が風にひらひらするところからの名。もと歌舞伎の女形が始めたものという。