ふと‐した
[連体]思いがけない。偶然の。ちょっとした。「—縁で知り合う」
ふと‐して
[副]何かのはずみで。ひょっとして。「—会えるかも知れない」
ふと‐し‐も
[連語]《副詞「ふと」+副助詞「し」+係助詞「も」》「ふと」を強めていう語。打消しの表現を伴う。「—見え分かれず」〈源・帚木〉
ふと‐し・る【太知る】
[動ラ四]「太敷く」に同じ。「畝傍(うねび)の宮に宮柱—・り立てて」〈万・四四六五〉
ふと‐じ【太字】
線の太い文字。⇔細字。
ふと‐たかし・く【太高敷く】
[動カ四]「太敷く」に同じ。「長柄(ながら)の宮に真木柱—・きて」〈万・九二八〉
ふとだま‐の‐みこと【太玉命/布刀玉命】
日本神話で、高皇産霊神(たかみむすびのかみ)の子。天照大神が天の岩屋に隠れた際、天児屋命(あまのこやねのみこと)とその出現を祈請し、また、天孫降臨に五伴緒神(いつとものおのかみ)の一として随従し...
ふとったきのにんぎょうのスケッチとからかい【太った木の人形のスケッチとからかい】
《原題、(フランス)Croquis et agaceries d'un gros bonhomme en bois》サティのピアノ曲。全3曲。1913年作曲。モーツァルトの行進曲のパロディーと、...
ふとっ‐ちょ【太っちょ】
太っていること。また、その人をからかっていう語。でぶ。ふとっちょう。
ふとっちょ‐マルガレータ【太っちょマルガレータ】
《Paks Margareeta》エストニアの首都タリンの旧市街北端、スールランナ門に隣接する砲塔の通称。16世紀前半に町の防御のために建造された。高さ20メートル、直径25メートルで壁の厚さは...