ほそ‐め【細海布】
《「め」は食用となる海藻の総称》ホソメコンブの別名。
ほそめ‐こんぶ【細海布昆布】
コンブの一種。葉は幅が狭く、北海道南部から三陸沿岸にかけて分布。
ほそ・める【細める】
[動マ下一][文]ほそ・む[マ下二] 1 細くする。「目を—・めて喜ぶ」 2 声・灯火などの量や勢いを小さく弱くする。「ガスを—・める」
ほそ‐もの【細物】
1 細い物。 2 素麺(そうめん)をいう女房詞。 3 細身の太刀。 4 黄金(こがね)。金銭。「路銭ほど—を持って参った」〈虎明狂・磁石〉 5 細糸で織った布。「紅の—なる羅絹(うすぎぬ)の袖ほ...
ほそ‐やか【細やか】
[形動ナリ] 1 ほっそりとしているさま。ほそらか。「容体—になまめかしう」〈宇津保・楼上下〉 2 声が小さく弱々しいさま。「声—にて面やせにたるといふうたを」〈かげろふ・中〉
ほそ‐や・ぐ【細やぐ】
[動ガ四]細くなる。やせる。「肥えたりし人の、すこし—・ぎたるに」〈源・宿木〉
ほそ‐らか【細らか】
[形動ナリ]「ほそやか」に同じ。「—なるをのこ、随身など見えぬべきが」〈能因本枕・六一〉
ほそり【細り】
「細り節」の略。
ほそり‐ぶし【細り節】
《ほそぼそとした節の意》江戸初期の流行歌。大和の壺坂で、御詠歌を母体として発生したという。哀調を帯びた曲節をもつ。
ほそ・る【細る】
[動ラ五(四)] 1 しだいに細くなる。「かつお節が—・る」「池—・りて流るるあたりに」〈蘆花・思出の記〉 2 やせて細くなる。「心配で身も—・る思いだ」 3 力・勢いなどが弱くなる。「声が—・...