まる‐ね【丸根】
鏃(やじり)の一種。軍陣の征矢尻(そやじり)に用いる。円い棒状の先端を平らにして刃をつけたもの。まろね。
まる‐ね【丸寝】
[名](スル)《「まろね」の音変化》衣服を着たままで寝ること。「気づかれのした若い寡婦のようにしだらなく—している」〈有島・星座〉
まる‐の‐うち【丸の内】
城郭の本丸の内部。また、城の外堀の内部。
まるのうち【丸の内】
東京都千代田区の地名。皇居の東に位置する。東京駅があり、丸ビル・新丸ビルなどの立ち並ぶオフィス街。江戸城郭の内部なのでこの名があり、大名屋敷があった。
まるのうちはちごうかん【丸の内八号館】
芝木好子の中編小説。昭和39年(1964)刊。「湯葉」「隅田川」に続く自伝的3部作の最終作で、主人公は著者自身をモデルとする。
まるのうち‐ビルディング【丸の内ビルディング】
東京都千代田区、丸の内にあるオフィスビル。低層部にはショッピングモールやレストランがある。大正12年(1923)竣工の丸の内ビルヂングを平成11年(1999)に解体して建て替え、平成14年(20...
まる‐のこ【丸鋸】
円形の鋼板の周囲に歯を刻んだ鋸(のこぎり)。丸鋸盤に取り付け、回転させて切断する。
まる‐のみ【丸呑み】
[名](スル) 1 かまないで、そのままの形でのみこむこと。「蛇が卵を—する」 2 そっくり受け入れること。そのまま承諾すること。「申し入れを—することはできない」 3 よく理解もしないで、その...
まる‐のみ【丸鑿/円鑿】
刃の丸い鑿。丸い穴をあけるのに用いる。
まる‐はぎ【丸剝ぎ】
残すところなくはぎ取ってしまうこと。丸裸にすること。