うみ‐だか【海高】
江戸時代、漁業の収穫を石高(こくだか)に換算して表したもの。また、それに対して課した税。実施されたのは少数の漁村であった。海石(うみこく)。
いちきしまひめ‐の‐みこと【市杵島姫命/市寸島比売命】
日本神話で、天照大神(あまてらすおおみかみ)と素戔嗚尊(すさのおのみこと)との誓約(うけい)の時に生まれた三女神の一。福岡県の宗像(むなかた)大社の辺津(へつ)宮の祭神。
いたこ
東北地方で、霊の口寄せをする巫女(みこ)。多くは盲目の女性。青森県下北半島恐山のいたこが有名。→市子(いちこ)
おお‐きさき【大后/太后】
1 (大后)皇后。おおきさい。「—とせむ美人(をとめ)をまぎたまふ時」〈記・中〉 2 (太后)皇太后。おおきさい。「天皇(すめらみこと)—共に大納言藤原家に幸(いでま)す日に」〈万・四二六八・詞書〉
あまつひこひこほのににぎ‐の‐みこと【天津彦彦火瓊瓊杵尊】
⇒瓊瓊杵尊(ににぎのみこと)
あま‐つ‐つみ【天つ罪】
1 天上界で素戔嗚尊(すさのおのみこと)が犯した畔放(あはな)ちのような、農耕と祭りに関する罪。→国つ罪「許多(ここだく)の罪を—と法別(のりわ)けて」〈祝詞・六月晦大祓〉 2 朝廷の命令による...
あま‐の‐いわや【天の岩屋】
高天原にあったという岩室。天照大神(あまてらすおおみかみ)が弟素戔嗚尊(すさのおのみこと)の乱暴な行いに怒り、こもったとされる。「—に入りまして、磐戸(いはと)を閉(さ)してこもりましぬ」〈神代...
あまてらす‐おおみかみ【天照大神/天照大御神】
日本神話で、高天原(たかまがはら)の主神。伊弉諾尊(いざなぎのみこと)の娘。太陽神であり、また、皇室の祖神として伊勢神宮の内宮に祭られている。大日孁貴(おおひるめのむち)。あまてるかみ。
あまのおしひ‐の‐みこと【天忍日命】
日本神話の神。天孫降臨に際し、天津久米命(あまつくめのみこと)とともに先駆けを務めた。大伴氏の祖神。
あふり‐じんじゃ【阿夫利神社】
神奈川県伊勢原市大山にある神社。祭神は大山祇命(おおやまつみのみこと)。江戸時代以来、大山詣(おおやまもうで)でにぎわう。