み‐め【見目/眉目】
1 顔立ち。容貌(ようぼう)。 2 見た感じ。「鷺(さぎ)はいと—も見苦し」〈枕・四一〉 3 面目。ほまれ。「いかに若いとて二人の子の親。結構なばかり—ではない」〈浄・天の網島〉
み‐め【御妻/妃】
妃(きさき)・女御(にょうご)など、身分の高い人の妻を敬っていう語。「忍び忍び、帝の—さへ過ち給ひて」〈源・須磨〉
み‐めい【未明】
まだ夜が明けきらない時分。びめい。 [補説]気象庁の天気予報等では、午前0時頃から午前3時頃までをさす。→明け方 →朝
みめ‐うるわし・い【見目麗しい/眉目麗しい】
[形][文]みめうるは・し[シク]顔かたちが美しい。「—・いおとめ」
みめ‐かたち【見目形/眉目形】
顔かたちと姿。容姿。みめすがた。「—のすぐれた人」
み‐めぐら・す【見回らす】
[動サ四]ぐるりと見まわす。「御方(みかた)の勢(ぜい)を—・して」〈太平記・三九〉
みめぐり‐じんじゃ【三囲神社】
東京都墨田区にある神社。創建年未詳。祭神は倉稲魂命(うかのみたまのみこと)。江戸時代の俳人宝井其角(たからいきかく)が、「夕立や田を見めぐりの神ならば」の句を奉納したところ、たちまち雨が降ってひ...
み‐めぐ・る【見巡る/見回る】
[動ラ五(四)]見てまわる。「島のあちこちを—・る」
ミメシス【(ギリシャ)mīmēsis】
⇒ミメーシス
み‐め・ず【見愛づ】
[動ダ下二]見て賞美する。すてきだと思って見る。「うち泣き給ふもあり、—・で給ふもあり」〈宇津保・蔵開中〉