むやみ‐やたら【無闇矢鱈】
[名・形動]「むやみ」を強めた言い方。「—に練習しても効果がない」
とん‐あい【貪愛】
[名](スル)《「どんあい」とも》 1 むやみにほしがること。「金銭を—する人の目よりこれを観れば」〈中村訳・西国立志編〉 2 仏語。対象に執着すること。貪。貪欲。「—瞋憎(しんぞう)」
ひた‐もの【直物/頓物】
[副] 1 いっぱいに満たすさま。ぎゅうぎゅう。「これに白からむ所—入れてもて来(こ)」〈春曙抄本枕・七六〉 2 もっぱらそのことに集中するさま。ひたすら。むやみと。「いろいろ肴をととのへ—酒を...
ひこ‐じろ・う【引こじろふ】
[動ハ四]何回も強く引っぱる。むやみに引っぱる。ひこずらう。「綱いと長くつきたりけるを物にひきかけ…逃げむと—・ふほどに」〈源・若菜上〉
河豚(ふぐ)食(く)う無分別(むふんべつ)河豚(ふぐ)食(く)わぬ無分別(むふんべつ)
フグに毒があるのもかまわず、むやみに食うのは無分別であるが、毒にあたるのを恐れてその美味を全く食しないのも無分別である。
ばか‐さわぎ【馬鹿騒ぎ】
[名](スル)むやみに騒ぐこと。また、その騒ぎ。大騒ぎ。「酒を飲んで—する」
ばか‐わらい【馬鹿笑い】
[名](スル)ばかのように、むやみに大声で笑うこと。「大口開けて—する」
ばか‐おどり【馬鹿踊(り)】
型にとらわれず、むやみにはね回って踊ること。また、馬鹿ばやしに合わせて踊るこっけいな踊り。馬鹿舞。
へし【圧し】
[名]《動詞「へ(圧)す」の連用形から》 1 圧力を加えること。押すこと。また、おもし。 2 手加工用鍛造工具の一。熱した金属に当ててハンマーでたたき、平らにならしたり、穴をあけたりするのに用...
ぬり‐こく・る【塗りこくる】
[動ラ五(四)]むやみに塗りつける。ぬりたくる。「絵の具を—・る」