大勇(たいゆう)は怯(きょう)なるが如(ごと)し
《蘇軾「賀欧陽少師致仕啓」から》真に勇気ある人は、むやみに人と争うようなことはしないから、一見おくびょう者に見える。
大知(たいち)は愚(ぐ)の如(ごと)し
《蘇軾「賀歌欧陽少司致仕啓」から》真の知者は、知識や知恵をむやみにひけらかすようなことはしないので、一見愚者のようにみえる。大賢(たいけん)は愚なるがごとし。
大勇(たいゆう)は闘(たたか)わず
《「淮南子(えなんじ)」説林訓から》真に勇気のある人は、むやみに人と争わないということ。
ちらか・す【散らかす】
[動サ五(四)] 1 まとまっていたものを、ばらばらにする。物を一面に乱雑に広げる。「子供が部屋を—・す」 2 動詞の連用形に付いて、乱雑に…する、むやみに…する意を表す。ちらす。「食い—・す」...
こ‐け【虚仮】
[名] 1 思慮の浅いこと。愚かなこと。また、その人。「—の一念」 2 仏語。真実でないこと。外面と内心とが一致しないこと。
[接頭]名詞などに付く。 1 見せかけだけで中身のない意を表す。...
こうり‐しゅぎ【功利主義】
1 功利を第一とする考え方。 2 幸福を人生や社会の最大目的とする倫理・政治学説。「最大多数の最大幸福」を原理とする。英国のベンサムやミルによって唱えられた。功利説。
でんわ‐ま【電話魔】
むやみに電話をかけたがる人。
うそ‐ばらだ・つ【うそ腹立つ】
[動タ四]わけもなく腹が立つ。むやみと腹が立つ。「昔を思ひ出し、—・って」〈浮・一代男・三〉
牛(うし)の一散(いっさん)
歩みの遅い牛が何かのはずみで一散に走るように、平生ぐずぐずしている人が深い思慮もなくむやみにはやり進むことがあることのたとえ。
うち‐ちら・す【打(ち)散らす】
[動サ五(四)] 1 棒などでたたいて追い散らす。「金火箸ほどのステッキで右往左往に—・し」〈蘆花・思出の記〉 2 (「討ち散らす」とも書く)攻めて追い払う。「浮き足だった敵の軍勢を—・す」 3...