もん【紋/文】
1 物の表面に表された図形。あや。紋様。「波形の—を描く」 2 代々その家で定め伝えられる家のしるし。紋所。定紋(じょうもん)。「—のついた羽織」
もん【悶】
もだえること。煩悶。「酒をもて—を解(げ)すという年上の友」〈啄木・忘れがたき人々〉
もん
《「もの」の音変化》 [接助]「もの」に同じ。「実力があるんだ—、合格するにきまってるよ」 [終助]「もの」に同じ。「だって教えてくれなかったのだ—」「無理なこと言うんです—」
もん【問】
[接尾]助数詞。質問・設問などの数を数えるのに用いる。「六—のうち四—は正解」
もん‐いき【門閾】
門の敷居。
もん‐いん【門院】
女院(にょいん)で、院号に皇居の門の名をつけた場合の総称。後一条天皇の生母藤原彰子を上東門院と称したのに始まる。
もん‐えい【門衛】
門を見張り守る人。門番。
もん‐おめし【紋御召】
紋織りの御召縮緬(ちりめん)。紋織り御召。
もん‐おり【紋織(り)】
1 文様を織り出すこと。また、その織物。 2 「紋織物」の略。
もん‐おりもの【紋織物】
平織り・斜文織り・繻子(しゅす)織りなど各種の組織を組み合わせ、また色糸を使って文様を織り出した織物の総称。