やた‐きゅうりょう【矢田丘陵】
奈良県西部に広がる丘陵。生駒(いこま)山地の東側に南北にのび、標高は200〜300メートル、主峰は丘陵南端の松尾(まつのお)山(標高315メートル)。丘陵を中心として県立矢田自然公園となっている...
や‐たけ【弥猛】
[名・形動]いよいよ激しく勇み立つこと。また、そのさま。「心は—に逸(はや)りながらも」〈近松秋江・青草〉
やたけ‐ごころ【弥猛心】
いよいよ勇み立つ心。たけだけしくはやる心。
や‐たけび【矢叫び】
「やさけび」に同じ。
や‐たて【矢立て】
1 矢を入れる道具。箙(えびら)・胡簶(やなぐい)の類。 2 「矢立ての硯(すずり)」の略。 3 携帯用の筆記用具。墨壺についた筒の中に筆を入れ、帯に差し込んだりして持ち歩く。
やたて‐とうげ【矢立峠】
青森・秋田両県の県境にある峠。標高258メートル。白神山地の東端に位置し、青森県側に流れる平川と秋田県側に流れる下内川との分水嶺になっている。
やたて‐の‐すずり【矢立ての硯】
箙などの中に入れて陣中に携帯した小さい硯箱。
やたて‐の‐はじめ【矢立ての初め】
矢立て3の使いはじめ。また、旅の日記などの書きはじめ。「これを—として、行く道なほ進まず」〈奥の細道〉
やた‐でら【矢田寺】
奈良県大和郡山市にある高野山真言宗の寺。山号は、矢田山。天武天皇2年(673)天皇の勅願により智通の開創と伝える。のち、満米(まんめい)が中興、八宗兼学の道場となった。正称は金剛山寺。八田寺。
やた‐の‐からす【八咫の烏】
⇒やたがらす