やまつくり‐どころ【山作所】
1 陵墓造営のため、臨時に置かれた官司。 2 奈良時代、寺院に属し、造営のための木材の伐採・製材を扱った作業事務所。
やま‐つけ【山付け】
ヤママユの卵を貼り付けた紙をクヌギなどの枝につけ、孵化(ふか)させること。卵はネットなどに入れることもある。
やま‐つつじ【山躑躅】
ツツジ科の半落葉低木。山野に生え、葉は楕円形で両面に毛があり、枝先に集まってつく。初夏、朱赤色か紅紫色の漏斗状の花をつける。多くの変種がある。につつじ。《季 春》
やま‐つづき【山続き】
1 山が連なっていること。また、その山々。 2 山に接していること。また、その所。「—の村落」
やま‐つなみ【山津波】
山腹から多量の土砂・岩片が土石流となって流れ出す、大規模な山崩れ。
やま‐つ‐み【山祇】
山の霊。山の神。「たたなはる青垣山—の奉(まつ)る御調(みつき)と」〈万・三八〉
やま‐づくし【山尽(く)し】
1 山名を集め列挙すること。また、そのもの。 2 模様などで、山鉾(やまぼこ)の形を集め描くこと。また、そのもの。
やま‐づたい【山伝い】
1 山から山へと、山道を伝って行くこと。 2 イワガネソウの別名。
やま‐づと【山苞】
山里からのみやげ。「—に持たせ給へりし紅葉」〈源・賢木〉
やま‐づみ【山積み】
[名](スル) 1 うず高く積み重ねること。また、積み重なること。「トラックに荷物を—する」 2 問題や仕事などが、たくさんたまること。さんせき。「問題が—になっている」