やま‐の‐はな【山の鼻/山の端】
山の尾根の突き出た所。やまばな。
やま‐の‐ひ【山の日】
国民の祝日の一。8月11日。山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する日。平成28年(2016)から実施。
やま‐の‐べ【山の辺】
《古くは「やまのへ」》山のあたり。やまべ。「—にい行く猟雄(さつを)は多かれど山にも野にもさ雄鹿(をしか)鳴くも」〈万・二一四七〉
やまのべ‐の‐みち【山辺の道】
奈良盆地の東縁を、奈良市から南へ桜井市初瀬(はせ)に至る古道。沿道には石上(いそのかみ)神宮・崇神天皇陵などがある。
やま‐のぼり【山登り】
[名](スル)山に登ること。登山。
やまのまおうのきゅうでんにて【山の魔王の宮殿にて】
《原題、(ノルウェー)I dovregubbens hall》グリーグの管弦楽曲。「ペールギュント」第1組曲の第4曲。ロ短調。題の魔王とは、主人公が山の中で会った妖精トロールの王をさす。
やまのま‐ゆ【山の間ゆ】
[枕]山の間から出る意から「出雲(いづも)」にかかる。「—出雲の児らは」〈万・四二九〉
やまのむこうはあおいうみだった【山のむこうは青い海だった】
今江祥智の処女小説。主人公の少年の一夏の冒険を描く。昭和35年(1960)刊。
やま‐はい【山廃】
《「山卸し廃止」の略》清酒醸造の際に山卸しの作業を行わず、麹(こうじ)の働きにより糖化させること。
やま‐はぎ【山萩】
マメ科の落葉低木。山野に自生し、枝はあまり垂れない。葉は3枚の楕円形の小葉からなる複葉。秋、紅紫色の蝶形の花が咲く。庭木にする。《季 秋》