やま‐ぼこ【山鉾】
山車(だし)の一種。台の上に山の形の造り物をのせ、鉾や長刀(なぎなた)などを立てたもの。人が乗って音楽を奏したり、踊ったりすることもある。京都の祇園会(ぎおんえ)のものが有名。山。
やま‐まく【山幕】
歌舞伎の道具幕の一。幾重にも連なる山の風景を描いたもの。
やま‐まゆ【山繭/天蚕】
鱗翅(りんし)目ヤママユガ科のガ。翅(はね)の開張約15センチと大形で、色は赤褐・暗褐・黄褐色など変異に富む。前翅の先は鎌状にとがり、各翅の中央に眼状紋がある。幼虫は緑色で毛のまばらに生えた芋虫...
やままゆ‐いと【山繭糸】
ヤママユから採取した糸。繊維が太く、黄緑色を帯び、丈夫で光沢がある。天蚕糸(てんさんし)。
やままゆ‐おり【山繭織(り)】
山繭糸を交ぜて織った絹織物。
やままゆ‐が【山繭蛾】
⇒やままゆ
やままゆ‐つむぎ【山繭紬】
山繭糸で織った紬。
やま‐まよい【山迷い】
「山酔(やまよ)い」に同じ。
やま‐み【山見】
海辺の小高い所から魚群の動きを見張り、出漁や網の張り方などの指揮をすること。また、その役の人。魚見。
やま‐みず【山水】
1 山から流れ出る水。 2 山と水。また、山と水のある風景。さんすい。