ゆき‐びより【雪日和】
雪が降り出しそうな空もよう。
ゆきふじんえず【雪夫人絵図】
舟橋聖一の長編小説。昭和23年(1948)から昭和25年(1950)にかけて雑誌「小説新潮」に連載。溝口健二監督による映画化作品もある。
ゆき‐ふぶき【雪吹雪】
激しい風に雪が乱れ降ること。また、その雪。
ゆき‐ふみ【雪踏み】
1 道に積もった雪を踏みかためること。また、その作業。《季 冬》「—も神に仕ふる男かな/素十」 2 1に用いる道具。わらで小さい俵のように編んだものを二つ作り、上から足を入れて歩きながら雪を踏み...
ゆき‐ふり【雪降り】
雪が降ること。また、雪の降る時。降雪。
ゆきふり‐がみ【雪降り髪】
馬のたてがみの白いもの。木綿髪(ゆうかみ)。「山がつの垣根のそひに食(は)む駒(こま)の—と見ゆる卯(う)の花」〈夫木・七〉
ゆき‐ふ・る【行き触る】
[動ラ下二]途中で行き会う。行きずりに接触する。「草枕旅行く人も—・ればにほひぬべくも咲ける萩かも」〈万・一五三二〉 [補説]引用例を四段活用とみて、「行きふらば」とよむこともある。
ゆき‐ぶか・い【雪深い】
[形][文]ゆきぶか・し[ク]雪が深く積もっている。「—・い山中」
ゆき‐ぶり【行き触り】
途中で行き会うこと。ゆきずり。「玉桙(ほこ)の道—に思はぬに妹(いも)を相見て恋ふるころかも」〈万・二六〇五〉
ゆき‐ぶれ【行き触れ】
1 行ってそれに触れること。 2 触穢(しょくえ)の一。死者などのけがれに触れ、自分もけがれること。いきぶれ。