くつろ‐か【寛か】
[形動ナリ]くつろいださま。ゆったりとしたさま。「女房、桜の唐衣(からぎぬ)ども—に脱ぎ垂れて」〈枕・二三〉
気(き)が長(なが)・い
のんびりとしている。ゆったりと構えてあせらない。「完成まで30年とは—・い」
ドレープ【drape】
布を垂らしたときにできるゆったりとしたひだ。
おう‐よう【鷹揚】
[形動][文][ナリ]《鷹(たか)が悠然と空を飛ぶように》小さなことにこだわらずゆったりとしているさま。おっとりとして上品なさま。「—に構える」→大様(おおよう)
おお‐のか
[形動ナリ] 1 度が過ぎて大きいさま。大がかりなさま。大規模。「草のうち返りたる。さる—なるものは、所せくやあらんと思ひしに」〈枕・九七〉 2 音色などが豊かでゆったりしているさま。「—なるも...
おう‐よう【汪洋】
[ト・タル][文][形動タリ] 1 水量が豊富で、水面が遠く広がっているさま。「—として光っている大河」〈二葉亭訳・片恋〉 2 ゆったりとしたさま。広々と大きいさま。「—たる宇宙」
オーバーオール【overall】
1 胸あて・つり紐(ひも)のついた作業ズボン。子供の遊び着にも使われる。また、上着とズボンの続いた作業服。つなぎ。サロペット。 2 作業用のゆったりした上っ張り。
うたざわ‐ぶし【歌沢節/哥沢節】
俗曲の一種。端唄(はうた)を主にしたものに他の音曲を加味した曲風で、品格のあるゆったりした歌い方が特徴。寅派(歌沢)と芝派(哥沢)がある。両派を併せてよぶときは「うた沢」と書く。
おおぶね‐の【大船の】
[枕] 1 船の泊まる所の意から、「津」「渡り」にかかる。「—津守(つもり)が占(うら)に告(の)らむとは」〈万・一〇九〉 2 大船のゆったりとしたさま、または、揺れ動くところから、「ゆた」「ゆ...
オーバーサイズド‐ルック【oversized look】
実際の寸法よりも大きいサイズの服を着て、ゆったりとした着心地や、揺れ動くことによる布の流れの変化を感じさせるファッションのこと。