はくさん‐ちどり【白山千鳥】
ラン科の多年草。本州中部以北の高山の草地に自生。高さ約35センチ。葉は数枚が互生。6、7月ごろ紅紫色の花を総状につける。白山で最初に発見された。しらねちどり。いわきちどり。
はしびろ‐がも【嘴広鴨】
カモ科の鳥。全長約50センチ。くちばしが幅広く、水面で小動物を濾(こ)し取って食べる。雄は頭が緑、胸が白、わきから腹が栗色。雌は全体に褐色。日本では冬鳥であるが、少数が北海道で繁殖。くちがも。
ばしょ‐がら【場所柄】
場所の性質やようす、また雰囲気。ところがら。「—をわきまえる」
ばしゃ‐うま【馬車馬】
1 馬車をひく馬。 2 《馬車馬が目の両側におおいをつけて前方以外は見えないようにしてあるところから》わき目もふらずに、いちずに物事をすることのたとえ。「—のように働く」
はしり‐い【走り井】
清水が勢いよくわき出て流れる泉。「落ち激(たぎ)つ—水の清くあればおきては我は行きかてぬかも」〈万・一一二七〉
はせがわ【長谷川】
姓氏の一。 [補説]「長谷川」姓の人物長谷川櫂(はせがわかい)長谷川一夫(はせがわかずお)長谷川和彦(はせがわかずひこ)長谷川潔(はせがわきよし)長谷川三郎(はせがわさぶろう)長谷川時雨(はせが...
はず【筈/弭/彇】
1 弓の両端。弓弭(ゆはず)。 2 矢の端の、弓の弦につがえる切り込みのある部分。矢筈(やはず)。 3 相撲で、親指と他の指を広げ、矢筈の形にした手。これで相手のわきを押しつけて攻める。「—にか...
あおくも‐の【青雲の】
[枕] 1 雲がわき出る意から、「出(い)づ」にかかる。「—出で来(こ)吾妹子(わぎもこ)」〈万・三五一九〉 2 雲の色から、「白」にかかる。「—白肩(しらかた)の津」〈記・中〉