かん‐らん【甘藍】
1 キャベツの別名。《季 夏》 2 ハボタンの別名。
かん‐らん【奸濫/姦濫】
よこしまで、みだらなこと。「政府の為に武夫の—を抑え其高名心を制したれども」〈田口・日本開化小史〉
かん‐らん【寒蘭】
ラン科の多年草。日本の暖地の山地にまれに自生。葉は数本束生し、広線形でつやがある。晩秋、淡黄緑色または紅紫色の香りのある花を開く。園芸品種もある。《季 冬》
かん‐らん【橄欖】
1 カンラン科の常緑高木。葉は羽状複葉で、春、白い小花をつける。緑色で卵形の実は食用。中国南部の原産で、鹿児島南部で栽培される。うおのほねぬき。 2 オリーブの誤訳。「青い—の森が…だんだんうし...
かん‐らん【観覧】
[名](スル)見物すること。「宝物館を—する」「—席」
かんらん‐がん【橄欖岩】
橄欖石を主成分とする深成岩。変質すると蛇紋岩になる。
かんらん‐ざん【橄欖山】
⇒オリーブ山(やま)
かんらん‐しゃ【観覧車】
遊園地などにある乗り物の一。巨大な水車形の、ゆっくり回転する骨組みにつるしたゴンドラに乗り、高い位置からの展望を楽しむ。
かんらん‐しょく【橄欖色】
⇒オリーブ色
かんらん‐せき【橄欖石】
鉄・マグネシウムを含む珪酸塩(けいさんえん)鉱物。黄緑色で、ふつう短柱状の結晶をなす。斜方晶系。塩基性および超塩基性岩の主要な造岩鉱物。特に高品質のものは、ペリドットとよばれて宝石となる。オリビン。