げんし‐スペクトル【原子スペクトル】
原子状態にある気体を高温に熱したときに、原子が放出または吸収するスペクトル。多くは線スペクトル。
げんし‐せい【原始星】
希薄な星間ガスが固まってできたと考えられる、恒星形成の初期の天体。
げんしせい‐えんばん【原始星円盤】
原始星の周りに集まったガスや塵(ちり)による円盤。回転や磁場の作用によって薄い円盤状になり、円盤と垂直な方向(原始星の回転軸の両極方向)に双極分子流と呼ばれる激しい質量放出を起こす。
げんし‐せいしょくさいぼう【原始生殖細胞】
⇒始原生殖細胞
げんしせい‐ジェット【原始星ジェット】
原始星から放出される細く絞られた高速のプラズマ流。ガスや塵(ちり)が原始星に集まって円盤状になり、円盤と垂直な方向(原始星の回転軸の両極方向)に吹き出す。磁場とプラズマの相互作用によって加速され...
げんし‐せつ【原子説】
物質を連続的なものとみる説に対して、不連続的なものとみなし、物質は最小の単位である原子からできているとする説。19世紀初頭、英国のJ=ドルトンが科学的な原子説を提唱、その後原子の存在が実証されて...
げんし‐せん【原子線】
中性原子からなる粒子線。原子や原子核の性質や構造に関する研究に利用される。電子にスピンがあることを示したシュテルン・ゲルラッハの実験は銀の原子線を用いて行われた。原子ビーム。
げんし‐たい【原糸体】
コケ植物・シダ植物の胞子が発芽してできる、緑色の糸状の配偶体。シダ植物では前葉体に発達する。
げんし‐たいき【原始大気】
地球進化のごく初期の大気。現在の大気組成とは大幅に異なり、水蒸気や二酸化炭素に富み、酸素はなかったとされる。
げんし‐たいせき【原子体積】
⇒原子容